今週末からいよいよ娘と嫁と三人での生活が始まる。おれは嬉しい。何せこの一ヶ月おれは週末にしか娘に会うことができなかったからだ。でも、嬉しくて浮かれてばかりいられないのも、すでに想像できる。
今、嫁は実家で母親の多大なるフォローの下、娘の世話をしている。だがおれと三人で暮らし始めた途端に、誰一人として嫁をフォローしてくれる人はいなくなる。少なくとも昼間は。
そうすると嫁がどうなってしまうのか、、、考えたくもない。
だからおれはその考えたくもないようなことを現実のものにしないために、動くしかない。先週末、娘と二人きりで過ごしたわずか2時間弱で、子どもの世話をする大変さは実感したつもりだ。
▼今のおれのプラン
”遅くとも毎日21時には帰宅してから翌朝6時に家を出るまでの約9時間はおれが娘の世話をする”
嫁は15時間一人きりで娘の世話をするんだから大変だ。おれは9時間とは言え、嫁がそばにいる状態(眠っていたとしても)だからまだ楽だと思う。
嫁が今のところうざいのは、娘のぐずり方などの報告を10倍増しでしてくるところだ。例えば、「泣き叫んで全く寝付かない!」「手足のバタバタをずっと止めない!」とか。最初はおれもその言葉を信じていたが、この一月少ないながらも娘と直接触れ合い、そんなことはなかった。抱き上げれば泣き止むし、手足のバタバタも落ち着くし。たまたまおれが行った時にだけ娘がおとなしかったと考える方が無理がある。
ただ、もしかしたら嫁には10倍増しで報告しているつもりは、ないのかもしれない。あまりの大変さからついついそういう言い方になるのかもしれない。それは仕方ない。
おれのプランを嫁に伝えたところ「同じことを言ってた友だちの旦那さんは、2週間経った頃から一人でリビングでの生活を始めたんだって」と。
なるほど、それはそうだろう。おれもそんな気がしていた。嫁よ、安心してくれ。おれは3週間はがんばろうと思う。
多分忘れてはならないのは、娘は日々確実に成長し、やがて泣き止む日がくるということだろう。
いつかきっと嫁は絶叫するのだろう。
「赤ちゃんの世話がどんなに大変かも知らないくせに!」「仕事してる方が楽だよ!私も仕事行きたいよ!誰かが見ててくれるんならね!」と。
子育てと、仕事、どちらが大変か。今のうちに自分の中で整理しておきたいと思う。結論、甲乙つけがたし。
家の中でぐずる我が子と、仕事場でぐずるおっさん どっちの世話が大変か。どっちも大変だよ。
だからもし嫁が上のような絶叫をしてきた時、おれは彼女をそっと抱きしめたいと思う。もし右の頬を打たれたなら、左の頬を差し出そうと思う。
9月14日木曜日 雲間から太陽。この雲間から太陽が時々見える時が最も頭痛がきつくなるような気がする。
会議室に落ちていた紙切れを拾ってシュレッダーにかけた。一日一善。第72善。ごちそうさまでした。
今朝の体重75.5kg
朝 ドトールCモーニング
昼 鶏の唐揚げと塩鯖弁当
夜 まだ食べてない。
一日三膳。ごちそうさまでした。
(執筆時間27分)
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